包括施設管理業務委託推進セミナー 開催のご案内

地方自治体における業務のDX化は、まだ始まったばかりです。多くの業務は、依然として紙と印鑑の世界で停滞しています。包括施設管理業務委託の導入は、業務のDX化を実現する最も簡単な方法です。なぜなら、受注した民間事業者がすべてのシステム、アプリ、タブレット、職員講習、地元企業講習を導入してくれるからです。これにより、地元企業もデジタル化の恩恵を受けることになります。既に導入された自治体では、多くのメリットを享受されています。具体的には、業務の電子化・効率化、サービス水準の統一、安全・安心の確保、巡回点検、24時間365日のコールセンター、職員の業務負担軽減、事後保全から予防保全への転換、一修繕当たりのコスト削減、リアルタイム・マネジメント、電子承認、指定管理者制度との共存、データ仕様の共通化、データベースの構築などが挙げられます。

東海村様からは、導入の背景やこの4月1日の導入までの様々なご経験について講演いただきます。EMLinkおよびArcLibの2社の維持管理システムを知っていただくことで、自治体様には上記のメリットを実感していただけるでしょう。また、まだシステムを導入できていない地域の企業や地元企業も、自らの業務のデジタル化だけでなく、包括施設管理事業者として参加できるようになります。協会からは、デジタル化に不可欠なデータ仕様共通化の実績や、導入時の壁である定量的評価手法(VFM)についてご説明いたします。

万障お繰り合わせの上、奮ってご参加ください。

■開催概要

 タイトル  包括施設管理業務委託推進セミナー
(第8回公共施設・土木インフラ等に係る包括施設管理業務委託検討部会/第234回日本PFI・PPP協会セミナー)
開催日時 2025年5月15日(木)13:30~16:15
開催形式 オンライン形式(Zoom)
参加費
  • 行政:無料
  • 民間会員:無料
  • 民間非会員:10,000円(お一人様:資料代及び配信設備費等・税別)
定員 500名 ※定員になり次第締切させていただきます。

■講演内容

時間 講師及び内容
13:30~13:35 挨拶 特定非営利活動法人日本PFI・PPP協会 会長兼理事長 植田 和男
13:35~14:05 演題:(仮)東海村の公共施設包括管理業務委託について
講師:東海村 総務部 財政経営課 ファシリティマネジメント担当 主任 小池 公良氏
14:05~14:35 演題:包括施設管理業務委託における定量的評価VFM導入
講師:特定非営利活動法人日本PFI・PPP協会 会長兼理事長 植田 和男
14:35~15:05 演題:施設管理クラウドEMLinkを活用した、業務効率化・アセットマネジメントの実現について
講師:株式会社設備保全総合研究所(EML Ltd.)代表取締役 相原 章吾氏
15:05~15:15 休憩
15:15~15:45 演題:施設管理業務のDXを実現するArcLibのご紹介
講師:住友セメントシステム開発株式会社 ICT事業統括部 営業部 FM営業グループ グループリーダー 柳 良和氏
15:45~16:15 演題:(仮)施設管理の付加価値を最大化するDX実現の秘訣
講師:特定非営利活動法人日本PFI・PPP協会 ICT主任研究員 井上 浩弓
16:15 閉会

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